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公文 松山横河原教室
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小学生の時も、中学生になってからも、高校生の時も、帰宅すると、すぐ母の姿を探すのが通例で、「ただいま、おかあさん。ただいま、どこ?」と田の字の作りをした農家の典型的な家のあちこちを探し、納屋を探し、裏の畑を探し、「おかえり。」の声をもらえるまで、ウロウロとしたものでした。夜トラックを走らせる父が座敷で寝ていても、「お母さんは?どこ、いったん?」って聞くだけで、ろくろく話もしなかったものです。父は、他人と話すのが苦手なだけでなく家族と話すのもあまり上手ではありません。お酒を飲まないと内気で人に声がかけられないのです。一度も会社に勤めたことがなく、他人と行動することが苦手で、家族で外食に行こうと提案しても、一人で家に残るような父でした。お酒の力を借りてやっとしゃべれるようになっても、人と上手に言葉のキャッチボールを楽しむなんてことはできませんから、同じことを繰り返し言うか、飲みすぎて、騒ぎ出すか、なので、長女の私は、中学生ぐらいになると、母としか打ち解けて喋らなくなったような気がします。もちろん、日常的な会話はあるのですが、進学とか、結婚とか大事なことは、母を介して事後報告って感じだったような気がします。

その母が死んで、丸5年が過ぎました。三人の娘、七人の孫たちが、母を介さずに父に直接話しかけ、妻をなくし気落ちしただろう父を慰めると、父は、突然人が変わったように、他人に合わせて行動することができるようになったのです。誘うと外食についてくるだけでなく、自ら、お出かけを提案したり、デイサービスにも積極的に行ったり、できるようになりました。毎朝くもんのプリントに取り組み、認知症の進行も緩やかで、隠れてでも飲んでいたお酒の量が減り、夕飯に出すコップ酒を100ccばかり飲んだら、夕方から寝てしまう好好爺になってしまった父に、先日、末期ガンの宣告が下りました。ひと月前ぐらいから体のだるさを訴えていましたので、格別に驚くということはなかっただけでなく、残された時間をどう充実させて使うか、家族の力量が問われていると、身が引きしまる思いです。

母の自宅療養介護(腹膜透析と肺癌)が5年、それから、父と暮らしてきた5年、その間に私の子供たちは、祖父母との生活を大事にしつつ、学校にいき、卒業し、就職をしました。中学校の頃から勉強に集中できる環境は与えてやれていません。日々の生活を積み重ねながら、家族が出来る範囲で、それぞれの目標に向かって学習してきたのです。子供だからといって、勉強ばかり、スポーツばかり、遊ぶばかりの生活は人間として、やはりどこかおかしい、と、私は思うのです。生活そのものをしていくことに時間を割いたり、家族を支えたりするために時間を使うことが必要で、それが、生きていくことだと思うのです。極論すれば、生活を重ねながら、家族みんなが死に向かって懸命に歩いて行っているのだとも言えるでしょう。最終到達点がたとえ死だとしても、私たちは小さな夢や大きな目標をクリアしながら、達成感や充実感を持って生きていきたいものです。生活を尊重しつつ目標を達成する方法として、くもんの学習方法があります。家庭学習だから、家庭生活の中で日々鍛錬していくことができるのです。しかも自らの手で。家庭内で行う数十分で、目標を達成できる学力がつくなんて、なんて魅力的なのでしょう。

8月はお盆もあって久々の再会を果たす家族や親戚もいらっしゃることでしょう。どうぞ、家族の時間を大事になさってくださいませ。

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